2010年9月22日水曜日

久々の韓国


 韓国は久し振りである。前に行ったのは、オリンピックやサッカーワールドカップの前である。おぼろげな記憶と比べてみて、街も何となく落ち着いた感じがする。クラクションの騒音が余りしない。そんな話をするとガイドさんも、そう言えばそうですね、との感想であった。オリンピックやサッカーワールドカップを通して世界に通用する街づくりが進められた成果であると言う。その後の経済発展によって自信を持った韓国の人は何処となく寛容になったような気がする。増して韓流ブームで、日本人が韓国に憧れ沢山の観光客が訪れていると言う事が日韓友好に大きく寄与しているようである。
 あいにく板門店の国境は北朝鮮の政情緊迫化により、軍事演習が行われると言う事で、観光できなかった。世界遺産を巡る観光となったが、行く先々、どこも暑い。韓国も異常気象で今年は特に雨が多かったそうである。プルコギもカルビ もサンチェと言うはっぱに巻いて食べるのだが、それが普段の何倍もの値段になっているそうである。そんなサンチェを何回かお代りをすると、不機嫌そうな雰囲気が伝わってきた。
 地理的にも東京よりは近く、あまり「外国」を感じない。それでも日本が一番いいな、そんなことをつくづくと感じるのは年をとったと言うことなのだろう。いかんいかん、もっと自分自身に刺激を与え続けなければ、ドメスティックに安住していてはいかん・・・

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