2010年11月30日火曜日

PDA評論家として・・・

 友人がシャープのスマートフォンを早速購入した。これまで僕の勧めに応じてアイポッドタッチを使用していた。
 このauから出るスマートフォンには僕も大変興味があった。シャープの株も持っている。auの会社であるKDDIの株も買おうとしたのだが、ここ2月ほどで値上がりして買えなかった。この機種の予約は20万台を超え、大ヒット商品となったようである。新物好きの僕としては、本来その一員であるべきなのだが、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)評論家としての僕の考えでは、いくつかの懸念がある。 
 僕の予測としては次のようになる。これは一般的には使いこなすことができず、満足度は上がらない。逆に改めてガラケイ(ガラパゴス携帯:日本ならではの機能満載の従来型の携帯電話)の便利さや操作性の快適さが再認識される。
 まずPDAとして活用しない人、ブログやツィッター、株やネットバンキングの利用者以外ではスマートフォンはあまり必要ないはず。必要な人には電池がもたない、アップルのアイフォンのように直観的な操作に至っていない、コンテンツが少ない、などいろいろな理由がある。致命的には最大のセールスポイントであるカメラやビデオなど機能を活用すれば電話をかける電池が無くなるということである。結果仕事で使う人には携帯電話との2台持ちが必要となってくる。
 早速友人がシャープのスマートフォンを見せに来た。電池の残量がなく、仕事中でまだ電話をしなければならない状況で、電池が切れるのが怖くて、操作はできなかった。アイポッドタッチは今なお使用しているようで、2台持ちからは解放されていない。やはり僕の予想した反応である。スマートフォンは維持費がかかるが、アイポッドタッチは維持費がかからない。これとのガラケイ、2台持ちが一番便利なようである。

2010年11月28日日曜日

いよいよ師走

 月末の週末、地鎮祭、契約、引き渡しと続いた。今週から忘年会などの夜の会合も連続する。はしゃがぬよう、「得意冷然、失意泰然」、まるで侍のように、厳かに過ごして行こうと思う。
 カナダ輸入住宅が、事業の柱に育ってきた。良いものは良い。総レンガ貼りは壮観である。30万エコポイントが付いて高機密高断熱、これは売れると実感する。2日は女性スタッフの2級建築士製図試験の合格発表、土曜日はまた地鎮祭。
 日本がまだ高度経済成長を続けている頃、努力は報われて、明日は今日よりも良くなって、そんな中師走はとても忙しくあわただしく、しかしそれは新しい年の幸せの裏付けのようでもあり、活気が溢れていた。時代は移り変わったが、わが社は今もそうありたい、発展途上でありたいと、経営者として思う。
 せわしさを 良しとぞ思う 師走かな
 明日も良し 走れや走れ 師走なり

2010年11月20日土曜日

久々の台湾

   キャセイ航空で福岡から約2時間半、同伴者がいればあまり苦痛を感じない範囲の時間である。この前ソウルに行った時も感じたのだが、台湾入国でも入管の手続きはスムーズでストレスを感じない。便利になったとくづくと感じる。
ホテルではレストランや一部の客室では無線LANの環境が整っていて、簡単にメールのチェックもする事が出来る。本当に便利に、そしてボーダレスになった。
ボーダレスと言う事は平準化と言う事でもある。外国らしさと言うものをあまり感じない。セブンイレブンが有り、吉野家さえある。以前来たのは10年近く前だと思うが、大きく違っているのは、ガイドの人と話しでは、中国人が非常に多くなったと言う事である。それはまたあまり喜ばしい事ではなく、中国人のマナーの悪さに辟易とした様子であった。
 台湾らしいもの、に檳榔とその販売方法がある。檳榔:ビンロウ、木のみである。「ヤシ科の常緑高木。マレーシア原産。幹は単一で,高さ20メートル近くになる。葉は長さ1~1.5メートルの羽条複葉で,柄が長く,幹頂に集まってつく。果実は長さ約5センチメートルの楕円形で黄赤色に熟す。熱帯地方では,未熟な種子に石灰をまぶしキンマの葉に包んでかむ習慣がある。」と大辞林にはある。沿道にはこの檳榔を売る屋台があり、風俗風の女性が客引きをする。一種の興奮覚醒作用があると言う事で、ドライバーが色香に誘われ購入すると言う事である。前に来た時の印象はこの檳榔売りの屋台がもっと沿道に軒を連ねていた様に思うが、随分と少なくなった。NHKの海外の話題で紹介されていたのをみた事がある。写真の女性は楊貴妃や項羽の妻の虞美人にも勝ると今台湾で有名な檳榔美人との事であった。檳榔を噛んでみた、一瞬顔が火照り胸が締め付けられる感じがした。長距離ドライバーの眠気覚ましや肉体労働者のタバコがわりとして愛用されているとの事であるが、そういいものではなかった。
 レストランの朝食の風景を見ても感じるのは欧米や日本はビジネスマン、中国は団体観光客、と言った感じである。免税店でも日本人よりも中国人の方が声もでかく購買力もある様でブランド品を大量購入していた。
 帰りは、早朝台北を出て昼に羽田空港着、セルコホームの全国総会に出した。株価も少しずつ上がり、日本経済も復活するか、ろ思いつつも、東京はあまり変った風もない。AIPECの影響で至る所に警官が立っていた。ただ厳しい警戒体制と言う風な緊張感は感じない。それでも駅周辺のコインロッカーはすべて使用禁止で、キャスター付きのバッグを引いての行動も面倒で、新宿に行ってみたが、コーヒーを飲んで早々に空港に向かった。
 活気はなくても、田舎がいい、つくづくとそう思う帰宅であった。

2010年11月14日日曜日

iPadを買った。

遅ればせながら、iPadを買った。営業支援ツールとして使って見ようと思っている。直感的に、「良い」と思う。
 アパートや分譲地の紹介、施工写真集や提案資料を効果的にプレゼンテーション出来る。ここ半年ほどiPod touchを使ってみて、Appleの商品のおおよその使い勝手が分かった。少数精鋭経営をどんどんとバージョンアップさせる。普通の女の子が工業高校建築科を卒業して、OLになって、二級建築士になって、iPad片手に接客し、最先端機器で足らざるを補い、営業し、年間10棟契約出来るようにする。
 すべての社員が建築士や宅建の資格を持ち、接客し、打ち合わせをして、提案して契約をする。原価計算をし現場を管理し、満足をしていただきお引渡しをする。その有力な手助けにiPadはなるだろう。どこまで生かしきれるか、会社の能力(=経営者の能力)の見せ所、やるバイ、元気宣言!!