2011年8月15日月曜日

尾籠な話で恐縮ですが、終わります。

  総合病院で手術に際しての問診を受けた。先生から、ポリープが大きくて、内視鏡手術で切除出来るか微妙である事、台形のポリープは根が深い事、などが説明された。流れとしては内視鏡手術でポリープを確認し切除する事が危険であれば日を改めて開腹しての手術となる。内視鏡で切除出来ればその切除したポリープを検査に出し、スライス状にカットしてガンがどの程度まで腸本体に入り込んでいるか調べられる。もし直腸の本体にガンが入っていれば日を改めて再度開腹して直腸をカットする事になる。そんな説明を受けると、運良く早期発見であった、との楽観の中にも悲観的な心配が頭をもたげてきた。
  生まれてこの方、一度も入院をした事がない。入院する事になったものの、ひょっとしたら入院した翌日には内視鏡では無理ですね、と帰らなければならないかもしれない。順調に行けば二泊三日、長めに四日、さらに開腹となれば日を改めて、一週間から二週間、何ともはっきりしない。取り敢えず四日間の予定で準備、入院する事となった。
  結果はどうにか内視鏡での切除が出来、二泊三日で退院。二週間後、そのポリープの検査でも腸の本体にはガンは見られない、との先生からの説明であった。早期発見、めでたしめでたしである。いろいろな事がごく普通に何事もなく過ぎ去って行く。何でもなかった様な気もする。保険の関係で一月ほど経ってから診断書をもらった。「直腸癌」と言う病名を改めて目にした時、やはり、命拾いをしたんだろうな、と思った。
  ヤルバイ、元気宣言!!

0 件のコメント: