2012年3月16日金曜日

泣いてたまるか・・・昭和精神復興委員会2

泣いてたまるか。テレビはまるで才能の孵化機の様に、世の中に次々と面白いものを生み出していった。渥美清と山田洋次の関係もここから始まり、寅さんへ発展する。
 一話完結型で、ぼくはこの番組が好きだった。日雇いの渥美清が朝、仕事に行く時、玄関の框(かまち)に腰かけ、靴を土間に叩いて泥を落としている場面を記憶しているような気がする。そしてそれは岡林信康の「チューリップのアップリケ」の歌詞になっているような、気がするのである。

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