2012年6月11日月曜日

風を切り 風に煽られ 梅雨晴間

梅雨入りが宣言されたものの、昨日は心地よい日和であった。ハーレーでナフコに掃除道具を買いに行くと、あまりの心地よさに遠出をしたくなった。農作業が一段落した時、そうそう時々自宅で行うBBQに食材を提供してくれる友人たちにわが畑の産物を届けよう、と思い立った。貧乏性の僕はドライブとかツーリングとかジョギングとかウォーキングとか、もったいなく感じる。A地点からB地点へ目的を持って移動する間、その移動もできれば楽しく沢山の意味を乗っけることが大事なことであり、無目的に移動のみを楽しむのはガソリンと体力の無駄遣いだと思うのである。で、ハーレーのバッグに玉ねぎを詰め、生月、平戸へ向かった。
 爆音を背に風を切って走る、実に気持ちが好い。そうそう、17歳の秋、バイクを自由に熟せる様になった頃、事故を起こし、以来自動二輪を封印した。この時期である、用心しなければならないのは、とスピードメーターに目をやると60キロ程度、これがハーレーの良い所、体感速度は80キロほどに感じる。途中4組ほどのツーリング集団とであった。最も多いグループでは30台は超えていただろう。また特殊な3輪タイプなど車種もいろいろである。普段あまり感じないがバイクを楽しむ人たちは多いのである。
 夕方は北高のサッカー部の総会、その前に休日の日課である愛犬の散歩。その途中で見る風景は実に好い。長男が小学校4年ごろからサッカーを始めた。試合の度毎の送迎や会の世話、当時はそんな事に「大変」を感じたりもした。が、これはお世話ではなく子育てと言う楽しみなのである、と感じるようになった。昨日も子供やそのチームメートたちがはしゃぐ姿を傍らで見ながら、その親父たちと酒を飲み、子供の将来や仕事のことなどを話す。
 田舎で暮らすこと、移りゆく風景、すれ違うバイク、子供たちの成長、何気ない日常も、好いものである。

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