2013年1月7日月曜日

去年今年 貫く螺旋の如きもの

 原文は「去年今年(こぞことし) 貫く棒の如きのも」(高浜虚子)である。解釈は読む人それぞれである。新年とか旧年とか、何となく正月になると改まるのだが、単に昨日と今日にすぎない、何も変わらない、と言ってるように僕には思える。「棒」と言う字から、何の変哲もなく、昨日と今日の違いだけじゃん、新年を大仰に取り扱わなくてもいいじゃん、そんな感じで受け止められる。しかしまた「棒」と言う文字から「心棒」を連想し、大事なのは日頃の心の中のぶれない基本、じゃないの、何が新年の決意なのよ、と言ってるようにも聞こえる。
 長男が大学1年生から浪人1年生となり、浪人2年生として新年を迎えた。足踏み状態である。しかし長女は高校2年生から3年生へ二男は1年生から2年生へ進級した。今年は予定では大学生が二人になり高3の受験生が一人になる。トップランナーが停滞すると何となく全体が足踏みしているように感じる。しかしみんな成長している。
 去年と今年、何の変哲もなく繰り返しているようであるが、少しずつ成長している。螺旋の様なものに突き抜かれ、或いは螺旋構造の時間軸の中で、時に気付かないほどに緩やかな坂道だけど、登っている、成長している、のである。

仕事では、ここ数年かけて輸入住宅とリフォーム分野を育ててきた。この取組みの延長、螺旋構造を一段上り、輸入住宅では土地建物2000万円未満の建売住宅をメープルタウンとして街並みともどもに売って行こうと思う。リフォームでは同様な価格帯でリノベーションハウスとして、民家再生し街中の活性化の事例提供としたい。江迎で再生中の民家は頑丈にできていて、味のある小屋組みがあり、その部分を見出しでするようにしている。
 生活面ではハーレーの安全運転とそれっぽくメカの話ができるようになる事、サックスはジャズとビートルズナンバー。ゴルフは2回に1回は90を切る。
 1月12日に累積点数5点が戻る。19、20日がセンター試験、2月は私立の試験と発表、下旬に国立、3月入学手続き、家探し、4月入学式、忙し忙し・・・

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