2015年2月2日月曜日

分け入りて 野焼き防火の井手さらえ

安積疎水程ではないが、江迎にも白武近辺の堤から延々と水路(井手)で水を運んでいる。途中、山を分け入り、往時の人々の労苦に感心しながら、80歳を超える元気な長老の解説を聞きながら、木々やゴミを除去し水路の底をさらえ、水源の堤を目指す。重労働ではない、癒しのひと時と思えぬでもない。
 この時期のこの「井手さらえ」は次週末の野焼きの防火のための作業で、地区内を縦横に走るこの井手から防火用の水を取りながら、野を焼いて行く。実にシステマティックに、作業が進行する。野焼き当日はまず、堤の栓を抜き、水路に水を走らせ、一番引き二番引きと、防火ラインを確保しながら焼いて行く。重労働である、しかし、癒しのひと時と言えぬでもない。
 

0 件のコメント: