2017年4月11日火曜日

佐世保市の連携中枢都市圏の形成について 一問一答方式一般質問⑩

では、連携の効果が高いところから優先的に協議を進めると言う事になれば、どのような事が考えられるでしょうか。

  と、その前に、今回の一般質問の導入部分について述べさせていただきます。今回の一般質問の大局観ともいうべきもの、またいわゆる「つかみ」、です。 
 以下、導入部分です。

  昨年12月議会においてハラスメントへの対策及びその相談体制の不備について一般質問を行った。その議会の終了前には提案を受けてハラスメント防止要綱を改正し、実効性の有るものにするよう進めるとの総務部長からの話がありました。迅速な対応は心地良く、これで救われる職員もいるのではないかと、安どしました。
  昨年末、西高の上の原分町で、道路が凸凹して危ないとの意見を頂きました。さっそくスマホのラインで段差が分かるような写真を数枚送って頂き、午後2時ごろ、道路維持課に行って、通学路にもなっているのでと言う事で、補修のご相談をいたしました。その日の夜、その相談の方から、暗くてはっきりとはわからないが、ちゃんと補修してあるようだ、とのことでした。翌朝、迅速な対応へのお礼とともに写真が届き、また道路維持課からも作業完了の報告がありました。迅速な対応は心地良く、これで子供やお年寄りの事故やケガが未然に防がれたのではないかと安どしました。
  今議会から、この演壇の横に、指の滑り止めが供えられています。私も身を粉にして、神経をすり減らし生きてまいりましたが、何時しか指先の指紋がすり減ってしまいました。また、冷や汗や寝汗は出るものの、うるおいはなくなり、ペーパーをめくるとき、つい、指先をなめてしまいます。先般の委員会行政視察の折、他の市議会の議場において発見し、本市議会においても対応を願いしました。迅速な対応は心地良く、これで品の悪さが出ずに済むと、安どした次第であります。

  大きなことでも、小さな工夫でも、行政が迅速に動くと言うのは、それ自体に感動があります。その前提には、行政は動かないという、ある種の幻滅があるのかもしれません。
 「兵は拙速を貴ぶ」と言う孫子の言葉があります。正確には「兵は拙速なるを聞くも、今だ巧(たくみ)の久しきを見ざるなり」という言葉です。要するに「多少作戦にまずい点が残っても速かに決着をつければ成功するが、戦いを長引かせて良い結果は得られない。そもそも戦いが長引いて、国に利益をもたらした例は無い。」という意味です。
  「兵」すなわち「戦」、それは国家経営、行政の究極でありますから、そのまま政治や行政と読み替えることもできます。

 冒頭に申しましたように、行政が迅速に動くということには、極めて大きな価値があるのであります。

 今回の一般質問のテーマは、行政のスピード感と言う事であります。

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