では、連携の効果が高いところから優先的に進めると言う事になれば、どのような事が考えられるでしょうか。
また、近頃の長崎新聞の記事に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」の構成資産をめぐる平戸・小値賀・上五島の周遊ルートのチャーター船を、県が導入するとの報道がありました。また同様に長崎新聞において、五島の福江市と佐世保市を結ぶ高速船を4往復させると言う民間事業者の取り組みも報道されていました。海上交通・物流においてはまだまだビジネスチャンスがある様です。
具体的に言えばこの場合松浦の調川を起点に考えられています。朝6時に調川を出て8:40有川、9:35小値賀、10:20宇久、11:35一度有川に戻り、14:30調川、16:25壱岐の郷ノ浦、18:45対馬厳原、郷ノ浦に寄って22:50調川戻り。1つの貨物船で動けば投資効率も良く、民間の事業としても成り立つ可能性は高くなります。
昨年緊急的に宇久への物流を確保するために臨時に7回船を出し、1回当たり150万円、約1000万円が支出されました。その原因は根本的には解決されていません。佐世保の港は国際的に、また安全保障において機能を発揮し、中核市と連携する周辺自治体の港湾が、さらに民と連携することにより離島物流の拠点となり、宇久の物流ルートも複数存立することになり、本市の懸案も解決します。
市政クラブ宮城先生も述べられた、それぞれの機能への特化と連携分担です。連携により解決できる事、見える姿が明確であれば、急ぎたくもなるものです。
追記)臨時支出約1000万円、その根本解決の可能性がある事への緊迫感がないのも、悲しい事です。
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