2017年4月13日木曜日

佐世保市の連携中枢都市圏の形成について 一問一答方式一般質問⑫

では、連携の効果が高いところから優先的に進めると言う事になれば、どのような事が考えられるでしょうか。

一般質問動画です(クリック)。
http://www.sasebo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=886


想定その②です。

また、近頃の長崎新聞の記事に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」の構成資産をめぐる平戸・小値賀・上五島の周遊ルートのチャーター船を、県が導入するとの報道がありました。また同様に長崎新聞において、五島の福江市と佐世保市を結ぶ高速船を4往復させると言う民間事業者の取り組みも報道されていました。海上交通・物流においてはまだまだビジネスチャンスがある様です。

そこで平戸市や松浦市との連携を考えてみます。田平港あるいは調川港を起点にして壱岐・対馬、そして宇久・小値賀・有川を結ぶ海上物流が、一つの貨物船で完結するとの話を聞いた事も有ります。

 具体的に言えばこの場合松浦の調川を起点に考えられています。朝6時に調川を出て8:40有川、935小値賀、10:20宇久、1135一度有川に戻り、14:30調川、1625壱岐の郷ノ浦、1845対馬厳原、郷ノ浦に寄って2250調川戻り。1つの貨物船で動けば投資効率も良く、民間の事業としても成り立つ可能性は高くなります。

 昨年緊急的に宇久への物流を確保するために臨時に7回船を出し、1回当たり150万円、約1000万円が支出されました。その原因は根本的には解決されていません。佐世保の港は国際的に、また安全保障において機能を発揮し、中核市と連携する周辺自治体の港湾が、さらに民と連携することにより離島物流の拠点となり、宇久の物流ルートも複数存立することになり、本市の懸案も解決します。

市政クラブ宮城先生も述べられた、それぞれの機能への特化と連携分担です。連携により解決できる事、見える姿が明確であれば、急ぎたくもなるものです。

追記)臨時支出約1000万円、その根本解決の可能性がある事への緊迫感がないのも、悲しい事です。

0 件のコメント: