2017年10月16日月曜日

「施設再編の進め方」を問う⑤

 冒頭申しましたように行革については何度か一般質問をいたしております。また受益者負担についても、条例改正が必要ですので議会の関与があるべきですが、それもないままにまるで決定事項の様に住民説明会が開催されたことに対し、一般質問を行った経緯もあります。
関心を持ってきた分野ですので、ワークショップにも傍聴に行きました。傍聴で確認したかったのは委託先の仕事の仕方、ワークショップと言う手続きを加えた理由、運営のノウハウ、運営の能力、そして導き出される事、などです。
5つぐらいのテーブルでファシリテーターと呼ばれる進行役の下で話がすすめられます。傍聴席では各テーブルでの話が聞こえないものですから、私はテーブルのそばに行って聞いておりました。すると担当職員が私に、席に座っておくように」と注意にきました。私は、新聞記者も写真を取ったり取材したりしているよ、何で、傍聴席では聞こえないよ、と言いますと、どこぞに戻って協議をし、またやって来て言いました。「業者の指示です、席に座ってください」。彼ら担当の職員は各テーブルの話に耳を傾けている様子は少しもありませんでした。私は担当職員の次の注意をしました。
・自分たちが発注した仕事がどういう風に進められているか気にならないか。
・委託先が確りとした仕事をしているか、確認しなくてもいいのか。
・ファシリテーターの力量、住民の方々の意見の出具合が、気にならないか。
などです。
 会の終了後間際にファシリテーターの一人に、今日のこの会に臨むについて、研修なり調査なりを行ったか質問をしましたところ、施設を若干見てきました、と言った答えでした。
残念ながら担当の職員の間で、自分たちがどういう仕事をしているのか、自分たちのしている仕事はどういう位置づけでどんな意味があるのか、悲しいかな分かっていないように思います。


問7)ワークショップは全5回が計画され、現在2回が終了しましたが、どのように評価していますか、お尋ねいたします。

回答7
北部エリアのワークショップは、これまで7月13日と、8月21日の2回、江迎町のインフィニタスで開催いたしております。
 第2回までの進捗状況としましては、ワークショップの進め方、公共施設の課題と目的や今後のビジョンにつきまして、情報の共有化を図るとともに、それぞれの地域や立場において闊達なご意見をいただきました。
ご意見の中には、「適正配置の方向性はやむを得ないと思うが、老朽化などの理由だけで簡単に集約せず、利便性や高齢者の利用等の様々な視点を考慮して、再編の方向性を考えるべき」といったものや、「20年後を考えると、旧町の境界にとらわれることなく、北部エリア全体と、より細かな地域の両面から、それぞれに必要な機能を考えることが必要」といったものがございました。
今後は具体的な施設の再編案についてご意見をいただき、全体で5回程度の開催により北部エリアの実施計画の検討を進める予定です。
ワークショップに対する評価として、現時点では、市が置かれている状況や、今後の課題などについて参加者の方々のご理解は進んできているものと考えております。
市民の皆さまとの対話を通じた計画策定への参画を促す手法として、北部エリアについてはワークショップを用いておりますが、他都市の事例においてはアンケート方式や説明会方式等、様々な手法が用いられております。
今後の、進捗を見ながら手法の評価、検証を行い、より有効な手法がないか研究、検討してまいりたいと考えます。

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