2018年4月6日金曜日

森林組合の合併について(3月議会一般質問⑤)

市議会一般質問:インターネット中継


●期間を設けずに検討会を休止し冷却期間を置くという事にどのような意味・意義があるのか。
平成25年11月に合併の研究会を立ち上げ、検討会として会合を重ねてきた。
5年間の協議を重ねたものの条件の歩み寄りができなかったことは交渉決裂と言う結論であって、好ましくない結論が出たために、あるいは出したくないために、期間を設けず休止するというのは、責任を取らなければならない誰かの責任をごまかすための方便の様であり、合併の必要性すらも否定する事ではないか。
相手がある事であり、特別どなたかの責任を追及する必要もなく、最善の策がダメな時は次善の策を講じべきであり、結論を出さず引き延ばすというのはあまりにも下策に過ぎないでしょうか。

●私は佐世保・北松・松浦の3森林組合の合併についてはここで交渉不成立の結論を出し、次善の策として佐世保・北松の2組合の合併について市が主導的に早急に取り組むべきと言う事を提言する。
 その根拠を質疑を通して明らかにする。

●まずは、何のために合併した方がいいのか、合併するという事の本質を確認する。
 森林組合の事業の柱は間伐や下払い、植林などの森林施業です。佐世保市にも市が所有する市有林があります。
市有林の整備について28年度から森林組合への経営委託という手法を取られるようになった。このことで市有林整備については隣接する個人有林も一体的に整備することができるようになり、このことで作業効率が上がり生産効率が高まる事により整備面積はふえ、収益を生むようになりました。


問2
 森林組合への経営委託を行う前と後の、実績について説明してください。


(回答2回目)

森林組合へ経営委託を行う、前と後の市有林整備の実績について、お答えいたします。
実績の項目につきましては、施業面積・木材販売収入・木材販売収入から経費を差し引いた純収益の3項目にて説明申し上げます。
なお、施業面積につきましては、市有林業務委託箇所に隣接する民有林も一体として取組み、施業された合計面積でご説明いたします。
まず、施業面積ですが、導入前の平成27年度が約15ha、導入後の平成28年度が約52ha、平成29年度は計画で約77haとなっております。
次に、木材販売収入は導入前の27年度が約385万円、導入後の28年度が約1,741万円であり、29年度が約2,170万円の見込みとなっております。
最後に、木材販売収入から経費を差し引いた純収益は、導入前の27年度が約102万円の赤字だったのに対し、導入後の28年度が約407万円の黒字、29年度も約150万円の黒字となる見込みになっております。

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