2018年4月8日日曜日

森林組合の合併について(3月議会一般質問⑥)

市議会一般質問:インターネット中継

●森林組合への委託と言う手法を行政に取って頂くことにより、佐世保市の営林収入や整備面積は5倍以上になっています。

●当然作業にあたる森林組合にとっても経営的に大きなプラスになっています。収益源を確保し、財務内容も改善されています。
 合併を検討し始めたこの5年の間、状況は大きく変わったのではないか。
当初の合併の主眼は収益源の乏しい森林組合の零細経営に対する安定策の意味が大きいのではないか。
今は市有林の整備と隣接する個人有林の整備と言う無限の収入減に対し、合併により規模を拡大し、経営の発展が図りたいと言う事ではないか。
森林組合の方にお尋ねをいたしましたところ、現状の零細な森林組合の規模においては人材確保もままならず、現状が目いっぱいで拡大の力がないという事です。

●要するに佐世保市が市有林整備と言う収益源を提供していますので、さらに森林組合の規模拡大に行政が助力すれば、規模拡大した森林組合がより多くの市有林整備を行い、合わせて民有林も効率的に整備が進み、事業をさらに拡大できるという事です。民間の成長エンジンに火を付けるという事です。
 佐世保・北松の二つの森林組合にはその意欲が十分にあるとお聞きいたしております。

●なぜできるだけ急いだ方がいいのかと言う事は、それは森林資源が収穫期を迎え、急がなければ折角の資源が立ち枯れてしまうという事。更に今、価格が安定しているという事。間伐などの適切な管理を行い森林に太陽光を入れなければ地表が痩せ大規模地滑りなどの大災害を引き起こしかねないという事。一刻を争う今が大事ではないかと思います。

●ここで話を変える。去年の111日、第2回西九州北部地域(仮称)連携中枢都市圏協議会の首長会議が開催された。


問3
その中で林業関係について何人かの参加首長から意見があったと聞くが、その内容はどう言うものであったか。


回答3回目
西九州させぼ広域都市圏協議会での、林業関係についての意見内容についてお答えします。
まず、東彼杵町から、「林業関連の事業がない。協議会には伊万里市も入っているので、林業の連携を検討していただきたい。」
これを受けて、伊万里市から、「東彼杵町の話のように、伊万里市には木材市場があるが、残念ながら木材を集めるのに苦労している状況であり、輸出なども考えており、連携については、ぜひ、当市からもお願いしたい。」
最後に、西海市からも、「林業についてはぜひ連携したい。」
との意見が取り交わされております。

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