2018年4月9日月曜日

森林組合の合併について(3月議会一般質問⑦)

市議会一般質問:インターネット中継

●他には道の駅やアンテナショップについての意見があったとのことですが、このご意見で2点気付く。
一点は林業に対する関心の高さがうかがえます。

●もう一点は、連携と言う手法に気付かせてくれます。
私は佐世保森林組合と北松森林組合と言う佐世保市が大きな構成員である中に零細な2組合が併存することを解決し、この合併で核ができれば、周辺とは連携と言う手法もあるのではないかと思います。今は核になるものを作る事が必要ではないでしょうか。


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そこで、じゃあどこまで佐世保市が森林組合に対して働きかけができるかと言う事も有ります。そこでお尋ねしますが、行政と森林組合の関係をどのように捉えるか。市と県と森林組合の関りについて説明してください。


(回答4回目)

 行政と森林組合の関係をどのように捉えているのか、市・県との森林組合の関わりについてご説明申し上げます。
まず、県との関係ですが、森林組合法により、事業計画の報告や合併などの手続きなど、団体としての運営に関する案件につきましては、県が監督や認可をおこなっております。
一方、本市との関係ですが、本市は佐世保市森林組合及び北松森林組合に出資しており、一組合員となっております。
両森林組合管内には市有林が存在し、その整備を業務委託等により両森林組合へお願いしております。
森林法において、本市は、市有林、個人有林を問わず間伐、保育の指針を示し推進していくことを目的として、森林組合の意見を聞きながら「森林整備計画」を策定しております。
また、市有林及び個人有林を一体的に施業する場合には、森林組合と共同で「森林経営計画」を立て、森林施業を行っています。
以上のように、林業に対する行政の役割は大変大きく、特に施業面での関わりが深い地元自治体の役割は、これまで以上に重要になってくるものと推測いたします。
本市としましては、森林組合は、林業における経営的知識、高度な施業能力を有しており、さらに、個人有林及び市有林の豊富な情報を把握していることなど、森林整備の主体であると認識しているところであり、今後におきましても、県や市と森林組合とはこれまで以上に、緊密な関係を築いていく必要があると思っております。

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